警備員の警戒棒の目的と構え方

警備員が持つ警戒棒の構え方とその警戒する状況について。警戒棒を携帯するケースと目的、実技の中で上段の構えが存在しない理由とは?

警戒棒の目的

警備員が積極的な防御としては使用する護身用具は警戒棒ですが、積極的な防御といっても、自分自身に対する被害も、そして相手に対する攻撃にしても、最小限に留めなければなりません。警備員の警戒棒は、相手に攻撃をするものではなく、護身のための道具なのです。

違法性阻却事由(刑法)

より具体的な理解を深めるために警備会社の基本教育として、正当防衛や緊急避難など、刑法における違法性阻却事由を学習します。

警戒棒の構え

警戒棒の構えには、中段の構え、下段の構え、両手の構えの3種類があります。警戒棒の使い方については、詳細は警備会社の研修で習ってくださいね。さて、お気づきのとおり、警戒棒には上段の構えがありません。

何故、上段の構えが存在しないのか?

警戒棒で上段の構えをすると、上から下へ振り下ろす形になります。これは相手の頭部を打撃してしまう可能性があります。先に書きましたとおり、警備員の警戒棒は相手を攻撃するためではありませんので、上段の構えがないのです。

警戒棒の構えと状況

下段の構えは、もっとも自然で用途が多い構えです。中段の構えは相手の攻撃が明らかと判断できる場合に用います。そして両手の構えは相手と接近する可能性が高いケースや狭い場所で使われます。

最新(更新)記事

警備員の指示は守らなければならないのか? - 警備員からの指示は、絶対に守らなければならないのか?警備員の指示には強制力があるのか?指示を守らないことによって、何らかの弊害があるのか?

警備服 - 警備服には、夏服、冬服はあるのでしょうか?警備服をアレンジしてもよいのでしょうか?夏の暑い日は警備会社から与えられた制服の上着は着用しなくてもよいのでしょうか?

機械警備業務の定義とは? - 機械警備業務とはどのような業務を行う警備として定義されているのか?施設警備業務との違いは?機械警備業務のメリットとデメリットは?機械警備のセンサーや感知器にはどのようなものがあるか?

施設警備業務の定義とは? - 施設警備業務とはどのような業務を行う警備として定義されているのか?施設警備業務の形態である常駐警備、巡回警備と違いは何か?警備業の歴史が長い施設警備業務について理解しましょう。

警備の種類と警備業務全般の定義について - 警備業は人材派遣業ではないのと同様に人材派遣業者が警備員を派遣することはできない。警備業は他人(他社)との契約に基づく業務であり、且つ警備業法で定められた業務のみが警備業務に該当する。

警備業法第1条(目的)の背景 - なぜ警備業法が制定されたのか?その目的とは何か?について。まずは警備業法が発足された背景についてその概要を説明していきます。

交通誘導の合図を送る道具 - 雑踏警備の警備員が警備会社から支給されて携帯する警笛(ホイッスル)、白手(白手袋)、誘導灯(信号灯)などの道具について説明していきます。

過去5年間の在籍確認 - 警備会社で警備員の面接を受けた際、過去五年間の職歴や学歴などを詳しく質問された。また履歴書の学歴や職歴についても、隙間なく期間を埋めて、しっかり書くように指摘される。

警備員の警戒棒の目的と構え方 - 警備員が持つ警戒棒の構え方とその警戒する状況について。警戒棒を携帯するケースと目的、実技の中で上段の構えが存在しない理由とは?

警備員の護身用具 - 護身用具は、警備員または警備会社が勝手に独自の判断で携帯できるのでしょうか?護身用具の規制とは?注意点とは?護身用具の概要について。

カテゴリ

警備業法関連

警備業者と警備員のあり方、業務・仕事について、初心者にも分かりやすく警備業法を解説。対象は主に警備業法の第1条、第2条、第3条、第14条、第15条、第16条、第17条、第21条になります。

業務と仕事関連

一般的な警備業務全般と警備員の仕事について、セキュリティ上特殊な範囲のものを除き、分かりやすく解説。また警備上必要な警備業法以外の法律についても解説を加えます。

人気記事

特別に権限を与えられていない

プロフィール

小西

  • 趣味や好きなこと
    サイクリング、ハイキング、徒歩の旅
  • 近況
    英会話勉強中です。

ソーシャルボタン

このエントリーをはてなブックマークに追加