警備員の指示は守らなければならないのか？

警備員からの指示は、絶対に守らなければならないのか？警備員の指示には強制力があるのか？指示を守らないことによって、何らかの弊害があるのか？

警備員を快諾できない場面

混雑している場所をはじめ、管理する建物や施設など、さまざまな場所で警備員を見ることが多くなりました。通常は警備員の指示に従うことに抵抗は無いと思います。理不尽のこと言っているわけではないので。でも、警備員が言っていることや動作（ジェスチャー）などで、あなたに主張している内容に対して、あなたの状況から見て納得できなかったり、疑念を持つことがありませんか？誤解して欲しくないのは、感情的にイヤ！という意味ではないです。警備員の言っていることは分かるけど、あなたの立場では、それに対して快諾できないという場面です。

警備員を無視して良いのか？

そもそも警備員の言っていることに対して、絶対に従わなければならないというわけではないです。こちらに書きましたとおり、警備員は一般私人であり特別な検眼はありません。しかしながら注意点があります。確かに警備員には権限はありませんが、その場所の所有者や管理者などから委託を受けているということを忘れてはなりません。

無視できない例をひとつあげると

例えば、建物の入り口に警備員がいたとして、関係者以外、建物内に入ることを警備員から拒否されたとします。警備員に権限がないからという理由だけで関係者以外の人が建物内に入れるか？というとそれは別問題です。その場所の所有者や管理者が関係者以外の入場を拒絶する内容の業務を警備員に委託（厳密には警備会社に委託）しているわけですから、当然ながらあなたが関係者でなければ入ることが出来ません。無理に入ろうとすると、場合によっては警察問題に発展します。

まとめます

簡単にまとめますと、警備員の行為は特別な権限で実施しているわけではありませんが、その場所の所有者や管理者の権利などを代行して、警備という技術を使い、その場所に警備員がいるということです。

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