機械警備業務の定義とは?

機械警備業務とはどのような業務を行う警備として定義されているのか?施設警備業務との違いは?機械警備業務のメリットとデメリットは?機械警備のセンサーや感知器にはどのようなものがあるか?

機械警備業務の概要

機械警備業務とは警備対象敷地以外の場所に基地局を設置し、警備対象物と基地局との間を回線でつなぎ、警備対象物のセンサーが盗難や事故の発生を感知し作動することで警戒・防止にあたる業務のことです。警備対象敷地にセンサーが設置してあっても警備員や警備業者が警備対象敷地内に配置または常駐している場合は機械警備業務ではなく施設警備業務に該当します。

機械警備業務のメリット

  • 警備対象施設に警備員を常駐させる必要が無いため人件費に対する費用対効果が高い
  • 感知器やセンサーによる監視のため、人間による目視の見逃しやミスが発生しにくい

機械警備業務のデメリット

  • 基地局の設置や通信回線など業務としての初期投資コストが掛かる
  • 感知器やセンサーによる監視だけでは的確に判断できないケースが考えられる
  • 感知器やセンサーの感度、正確度などの性能に左右される

防犯センサーや防災感知器など

  • マグネットスイッチ:窓やドアなどの開閉を磁石で感知するセンサー
  • ガラス破壊センサー:ガラスの破壊を検知するセンサー
  • 振動センサー:壁や天井などの破壊を検知するセンサー
  • 熱線センサー:人間の人体から放射される遠赤外線を検知するセンサー
  • 赤外線センサー:赤外線が遮光されることで侵入を検知するセンサー
  • 超音波センサー:侵入による超音波の反射波の変化を検知するセンサー
  • 電磁波センサー:侵入による電磁波の反射波の変化を検知するセンサー
  • 熱感知器:温度上昇で火災を感知する
  • 煙感知器:煙によるイオン伝導変化または受光量の変化で火災を感知する
  • 炎感知器:炎のよる赤外線や紫外線の量の変化で火災を感知する
  • ガス漏れ感知器:ガス燃焼またはガス分子による電気抵抗変化で感知する

機械警備業務の重要ポイント

機械警備では感知器やセンサーなどの性能に注目してしまいますが、一番のポイントは盗難や事故の発生を感知した後にどれだけ早く的確な判断や措置をするかにすべてが掛かっています。基地局から警備対象物までは30分以内(都内などの場合は25分以内)に到着しなければなりませんが、警備対象物への警備員のアプローチ方法や性格且つ速やかな警察機関への連絡判断などが求められるのです。

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